酸っぱくなった白菜キムチで作る ヤンニョムチキン(キムチ活用レシピ)

酸っぱくなった白菜キムチで作る ヤンニョムチキン(キムチ活用レシピ)

酸味が出てきた白菜キムチをおいしく再生!外はカリッ、中はジューシーなヤンニョムチキンに仕上げます。キムチの酸味がソースに深みを与え、旨味が増します。1〜2人分のレシピです(分量は調整可)。

■ 材料(2〜3人分)

  • 鶏もも肉(骨なし・一口大)…400g
  • 塩…小さじ1/2
  • こしょう…少々
  • 片栗粉…大さじ3〜4(衣用)
  • 揚げ油(または多めのサラダ油)…適量

ヤンニョムソース

  • 酸っぱくなった白菜キムチ(みじん切り)…100g
  • キムチの漬け汁(あれば)…大さじ1
  • コチュジャン…大さじ1
  • ケチャップ…大さじ2
  • みりん…大さじ1
  • 砂糖(またははちみつ)…大さじ1(お好みで増減)
  • 醤油…小さじ1
  • にんにく(すりおろし)…小さじ1/2
  • ごま油…小さじ1
  • 酢…小さじ1(酸味を調節したいとき)
  • 白ごま…適量(仕上げ用)
  • 青ねぎ(小口切り、仕上げ用)…適量

■ 下ごしらえ(10分)

  1. 鶏もも肉は余分な脂や筋を取り、食べやすい一口大に切る。塩・こしょうをまぶす。
  2. 酸っぱくなった白菜キムチは粗めのみじん切りにする(歯ごたえを残すとよい)。
  3. ヤンニョムソースの材料をボウルに入れてよく混ぜておく。酸味が強い場合は砂糖やケチャップを少し増やして調整する。酢は酸味が足りない時のみ加える。キムチの漬け汁を使うと旨味が増す。

■ 作り方(調理時間 約20〜25分)

  1. 鶏肉に片栗粉をまぶす。粉がダマにならないように全体に行き渡らせる。
  2. フライパンに揚げ油(または多めのサラダ油)を中温(約170〜180℃)に温める。揚げる場合は鶏肉を数個ずつ入れ、表面がきつね色になりカリッとするまで約4〜5分揚げる(中まで火が通るように)。フライパンで揚げ焼きにする場合は、油を多めにして両面をしっかり焼き、中火で火を通す。
  3. 鶏肉を揚げたら一旦油を切って取り出す(キッチンペーパーの上に置くと余分な油が抜ける)。
  4. 別のフライパンにヤンニョムソースを入れて弱めの中火にかけ、ソースが軽く煮立ってとろみがつくまで2〜3分加熱する。みじん切りのキムチもここで一緒に煮て、酸味と旨味をソースに溶かし込む。
  5. ソースがトロッとしてきたら、揚げた鶏肉を加えてソースをよく絡める。火は中火〜弱火で、鶏肉にソースがしっかり絡むように30〜60秒ほど煮合わせる。
  6. 火を止めてごま油を回しかけ、白ごま・青ねぎを散らして完成。熱いうちにどうぞ。

■ ポイント・コツ

  • 酸味が強いキムチはソースで中和する:砂糖やケチャップを少し増やすと酸味がマイルドになります。
  • キムチの漬け汁を加えると旨味が増すが、塩分濃度に注意。味見しながら調整してください。
  • 揚げすぎると鶏肉が硬くなるので中はジューシーに、外はカリッとを心がける。
  • オーブンで仕上げる場合は、200℃に予熱したオーブンで10〜12分焼き、最後にソースを絡める方法でもOK。
  • 辛さを抑えたい場合はコチュジャンを減らし、代わりにケチャップを増やすと食べやすくなります。
  • 食中毒対策:鶏肉の中心温度が74℃(165°F)以上になっていることを確認してください。

■ 保存・再利用

作り置きする場合は冷蔵で2日以内に食べ切るのがおすすめ。冷凍保存も可能(小分けしてラップ→冷凍庫で約1か月)。解凍後は衣がしんなりするため、食べる前にフライパンで軽く焼くと食感が戻ります。

※ 今回のレシピでは、しっかり発酵した本格白菜キムチを使うと、 ヤンニョムソースにコクと深みが出ます。

本格白菜キムチを見る

レシピ提供:安田商店(アレンジレシピ)

🥬 余ったキムチを最後まで使い切る!活用レシピまとめ

キムチは、発酵が進むほど「加熱料理」で本領を発揮します。 酸味が出てきたキムチも、少し工夫すれば驚くほど美味しく変身。 その日の気分や残量に合わせて、ぴったりの活用レシピを選んでください。


🔥 酸味が出てきたキムチ向け(加熱系)


🍚 ご飯が進む!主食アレンジ


🌶 酸味別|おすすめ調理法ガイド

キムチの状態 おすすめ料理
浅漬け・酸味少なめ そのまま・和え物
食べ頃 炒め物・鍋
酸味しっかり チゲ・スープ・煮込み

たくさん買ったキムチも、発酵の進み具合に合わせて使い分ければ 無駄なく・飽きずに楽しめます。

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