大阪鶴橋キムチ | 安田商店 | 熟成発酵の本物の味

大阪・鶴橋コリアタウンで創業60年の老舗が守る伝統製法で丁寧に作っています。時とともに熟成し、旨味と酸味が深まる本物の味をお届けします。

熟成発酵するキムチの魅力と奥深さ

キムチは、韓国を代表する発酵食品として世界中で親しまれています。日本の食卓にもすっかり定着し、スーパーやコンビニで気軽に手に入る身近な存在となりました。しかし、その「キムチ」という言葉の中には、大きな違いがあります。大量生産される短期熟成のキムチと、昔ながらの製法で熟成発酵させる“本物のキムチ”とでは、見た目は似ていても味わいや価値がまったく異なるのです。

安田商店が大切にしているのは、この「熟成発酵する本物のキムチ」。発酵のプロセスそのものが味を育て、時間とともに風味が変化していく点こそが、キムチの最大の魅力であり、他の漬物にはない特別な個性です。

発酵が生み出すキムチの味わいの変化

キムチの発酵は、乳酸菌の働きによって進みます。白菜や大根、きゅうりといった野菜に含まれる糖分を乳酸菌が分解し、乳酸を生み出すことで、味に変化が現れます。このプロセスを経ることで、ただの“漬け物”が、旨味と酸味の奥深い“発酵食品”へと育っていくのです。

発酵の進み具合によって、キムチは大きく三つの段階に分けられます。

1.浅漬け期(購入直後~数日)
野菜のシャキシャキした食感や甘み、唐辛子の辛味が前面に出た、フレッシュな味わい。塩味が強めで、サラダ感覚で食べやすく、ご飯やお酒のお供にぴったりです。

2.発酵期(数日~1週間)
乳酸菌が活発に活動し、乳酸が増加。酸味と旨味が調和し、風味に奥行きが出ます。白菜がしっとりし、香りも発酵特有の深みを帯びてきます。この時期は、キムチが最もバランス良く楽しめる段階とも言えます。

3.熟成期(1週間~数週間)
酸味がさらに強くなり、いわゆる“古漬け”の状態に。生で食べると酸味が際立ちますが、加熱すると酸味がまろやかに変化し、キムチ鍋や炒め物、チャーハンに最適な味わいとなります。ここまで来ると、料理の素材として真価を発揮します。

このように、同じキムチでも「いつ食べるか」によってまるで違う味を楽しめるのが、熟成発酵キムチならではの魅力です。


発酵食品としての健康価値

発酵キムチは美味しさだけでなく、健康面でも注目されています。乳酸菌は腸内環境を整える働きがあり、発酵過程で生まれる栄養素は消化吸収を助け、免疫力の向上にも寄与すると言われています。さらに、野菜のビタミンや食物繊維、唐辛子に含まれるカプサイシンなどが加わることで、バランスの取れた健康食品としても優れています。

「毎日少しずつでも食べたい」と言われるのは、美味しさだけでなく、体に優しい効果があるからこそ。まさに発酵が生み出す恵みなのです。

 

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